bechang’s blog

カウンセリング勉強中・精神療法受けてます

中校生の頃の悩み

思い返すと高校生の頃から悩みがどんどん深くなっていった。

最初は友達とあまり仲良くなれない、あまり楽しくないという悩み。それから自分が好きでない、周りからどう思われるかが気になりすぎて苦しい。SNSとかはまだなかったので、単純に自分がどう映っているのかが怖い。嫌われるのはもちろん嫌だけど、興味を持たれていないのも嫌だ。女々しいとか面白くないとも思われたくないし、かといって人気になって目立ちたいわけでもない。

つまりゴールとか理想はない。ずっと苦しいのが確定してた。

自分のことが嫌いすぎて受け入れられなかった。

 

中学生時代も自分のことが嫌いだったけど、毎日それなりに楽しかった。自分なりの「努力」もしていた。行事には積極的に参加して、友達付き合いも幅広くするように心がけた。八方美人ほどまではいかないけれど、クラスに皆に気を配って接していて、みんなと仲良くするのが楽しかった。

その反面、家では悩んで考えていた。

なんとなくこの楽しい日常が崩れて失われてしまう気がした。

今日はたまたま上手くいったけど、いつ嫌われるかわからない。別にいじめられた経験もないし、クラスの中でいじめられてる人もいなかったのに、なぜか恐怖心があった。

 

自分のことが嫌いだった。なんだか「良くない子」のような気がしてた。

誰かの悪口を言う自分や、嫉妬する自分、他人を見下す自分。そんなのが見えてくると、自分を罰したい気持ちになった。そうじゃないと楽しい日常を送ることが許されないきがした。

それでリストカットもどきをしてた。カッターで肌を切って血が出ると、その分自分の罪(過ち?)が許される気がした。あとは自分で自分の顔を殴ったりした。

もちろん痛いし、それで快感を覚える性癖とかはないけれど、そうするとやっぱり許されるような気がした。誰に許されたいのかはわからないけれど。

 

自傷行為は学生が主人公の小説、ドラマ、映画によく出てくるから「普通」のことだと思っていた。でも今セラピーを受けていて、先生から「それは普通ではありません」と言われた。10回もカウンセリングを受けていて、初めてこの話をしたから自分でも重要だとは思っていなかった。

 

心のどこかで自分は悪い子(人)だと思って育ってきた。だから自信がなく、好きなものが見つかりにくい、感じづらい。

 

そんな状態で高校・大学と進学したからうまくいかなくて当然だと思った。先生によると、ほとんどの人は自分のことが好きらしい。これもみんなに聞いてみないとわからないけれど、確かにみんなが自傷行為してるわけないか・・・。

 

いつからこんなに自分のことが嫌いになったのだろう。

カウンセリングを続けて早くその原因が明らかになればいいな。

共感的理解(産業カウンセラー記録)

産業カウンセラー養成講座実習 第6回目

前回から本格的にカウンセリングのライブ演習がスタートした。基本的にカウンセリングの演習を1日中ずっと行う。前回ではカウンセリングの技法について意識的に行った

・伝え返し

・要約

後は、クライアント役(CL)が気持ちよく話せるように、カジュアルな雰囲気で応対するよう心掛けた。本当は他にも色々試したいこともあったが、うまくやろうとせず基本的なことに集中できるようシンプルにした。結果「うまくいった」ように感じた。目立って良いところがなかったがミスがなく、CLがスムーズに話をしてくれたように思う。さらに気持ちの整理や気づきもあったようだった。次回は「感情の明確化」をして、CLの内省が促されるようにしたいと思った。

けど実際に自分がカウンセラー役(CO)になった時、あまりうまくいかなかった。CLは話をたくさんしてくれるのだけれど、全てが堂々巡りになってしまい進展しない。自分もどう応対していいかわからなかった。CLの感情に注目して深堀りしようかと思ったけれど、的外れな質問になってしまった気がした。

 

カウンセリングが終わり、指導者からのフィードバックの時に「共感的理解が弱かった」「反応が薄かった」と指摘をもらった。つまりCLが話している内容はとても「大変」な状況であったけれども、自分はそこに十分に反応していなかった。日常の会話であれば「それは大変ですね」「すごく辛いですよね」という言葉が出てきそうだけれど、自分はそれらを全く言わなかった。心の中ではそう思っていたけれど、勝手に相手に同調するのは安っぽい共感になると思ったから。より深い部分での共感をした方がいいと思い、陳腐な言葉を敢えて避けてしまった。結果、少し冷たい反応になってしまった。

 

自分の話し方の癖として気づいたのは、そのようなストレートでシンプルな感情(上司が怖くてストレス、介護が大変で疲れている)に対して十分な共感を示していない。客観的、分析的に深く見ようとするあまり、人として自然な反応が抜けてしまうことがあるようだ。もしもCLが気を遣う性格だと、こちらに共感は強要しないし、弱い自分を見せることは嫌うから話が展開しなくなる。

「それは大変ですね」「すごく辛いですよね」という言葉が適切ではない可能性もある。決めつけになるし、CLからしたら「こいつ雑に相槌してるな」と思われる危険性もある。それでも明確な反応を示さないと、CLは自分の話に興味を持たれていないと感じるかもしれない。その反応が適切でなければCLの表情からわかるはずだし、間違えたらその際は訂正すればいいだけの話なのだ。適格な反応をしなければいけないと思うがあまり、自然で人間的な反応が薄れてしまったのが今回の反省点であった。

 

かといって自然に話を聞いて日常会話のように反応しているだけだとカウンセリングにならない。通常の自分の感覚は残しつつ、カウンセリングとして成立させるために客観的な視点で技術も気にしなければいけないところが難しい。けれど、技術が共感的な理解より優先することはあり得ない。いつだって人対人として話を聞くことが大事だし、技術や技法はその後におまけで付いているようなものだと学んだ。

 

次回は「人間として」話を自然な状態で聴いて対話をしたい。

 

 

今までの振り返り②

2021年3月

 

仕事辞めることを何度も考える。でも辞めた方が人生辛くなる気がして続けることにする。この思考の繰り返しでずっと疲れ気味。自分がどんなことをして生きていきたいかがわからなくて辛い、でもとりあえず少しでも負担の少ない仕事についた方が賢明だと思い、具体的に転職活動を開始。志望動機を書いたり履歴書の見直しなどに時間を使う。

そもそも何のために無理矢理働いているかというと、お金のためだから、資産運用や貯蓄も勉強し始めた。クチコミが良くて初心者に理解しやすい本を読み、具体的に何をすればいいのかが見えて少し安心した。証券口座を開くためにマイナンバーカードが必要となり、申請する。

 

やりたいことはないが、心理学に少し興味があるので自分の好奇心を満たす・確かめるために産業カウンセラー養成講座に申し込んだ。受講料30万円だから二の足を踏んでいたけれど、オンライン説明会の時に別の受講者の方が「清水の舞台から飛び降りる気持ちで申し込みました」と言っていたのを思い出し、自分も思い切ってやってみようと思った。つまらないかもしれない、続かないかもしれない、でもやってみないとわからないからいいやと思った。

 

2021年4月

 

3月に申し込んだ仕事以外にも2〜3別の会社も受けた。履歴書やカバーレターを書くのは大変だけど、一度書くと中身は似たようなものになるので、少しでも興味のありそうな会社を受けることにした。結局一番最初に受けた会社に内定が決まり、他の会社は辞退したり面接途中で辞めた。とにかく今の仕事を辞めることの方が優先する気がして、内定をもらう前に退職することをマネージャーに報告した。その時読んでいた岡本太郎さん著「自分の中に毒をもて」に感化され、不安な時こそ飛び込んでみようという精神になったのも影響している。「兎にも角にもやっと辞められた・・・」

 

2021年5月

 

正直、「仕事を辞める」という自分にとって一番難しい決断ができたので、新しい仕事のことはどうでもよくなって内定を断ろうかと考えていた。でも5月は前職の余った有給休暇でゆっくりできるし、新しい仕事が決まっている方がこの1ヶ月を安心して過ごせるから新しい仕事は受けることした。無職で将来の心配をする方がストレスになる。

 

辞める前から薄々気づいていたことだけれど、働かずに過ごしたこの1ヶ月はかなり苦痛が伴った。嫌々働いていた時は仕事を辞められたらどれだけ幸せかとも思っていたが、いざ辞めても人生に対する虚しさは変わらなかった。むしろやることがない分その虚しさが強調された。退職を後悔することは全くなかったが、この虚しさは表面的な生活を変えたところで解決されない問題だと改めてわかった。この1ヶ月は大体同じ時間に寝起きして、テレビを見て、たまに昼から酒を飲んでだらだら過ごした。生活が荒れることはなかったけれど、平凡で退屈な毎日だった。

 

ちなみに申し込んだ産業カウンセラー養成講座の体験学習が5月から始まったが、理論講座がビデオ視聴形式でつまらなすぎて、第2回目の体験学習はさぼってしまった。

 

2021年6月

1ヶ月の無職期間を経て新しい仕事の研修が始まった。リモートワークのためパソコンなどの備品は会社から郵送され、必要な書類も全て自分で準備して郵送したり、オンラインからアップロードしなければいけない。研修もリモートだが、ほとんどの時間が自習形式で集中できない。読んだりこなす課題の量は膨大だけれど、自分のペースで一人でこなす。やる気がないとかなり辛い。わからないことだらけで不安になるが、上司に相談するとそこまで心配しなくていいいとの回答。そう言われても不安は消えず、続けていけるか考えると胸が苦しくなる。

 

産業カウンセラー講座は辞めようと思って事務局に連絡した。でも返金はできないからもう少し続けてみてはとアドバイスされた。自分としては体験学習は有意義だと思うが、理論講座がつまらな過ぎるのが嫌だった。事務局の方は辛抱強く話を聞いてくれたので、自分もその場では諦めて続けることにした。

理論講座がつまらないならやらなきゃいいやと開き直って、体験学習だけ参加した。理解度チェックテストなどがあるので期日まで終わらせるように催促されたが、適当にやったら割と簡単だった(60点以上が合格で2択問題だから適当でも正解できる)。

 

 

 

 

 

 

今までの振り返り 2021/07/03

2020年10月

 

八木仁平さんの自己理解プログラムに参加する。目的は自分がやりたいことをみつけるため。費用は50万円くらいだから清水の舞台から飛び降りる気持ちでの参加。色々なワークがあって、正直やるのが面倒に感じることが多かった。生活費を計算したり、過去のモチベーショングラフを作成したりした。

 

2020年11月

 

自宅で仕事をしながら自己理解プログラムを進める。ワーク会では他の参加者の方とオンラインで話し合ったりすることもあった。ワークは進んでいっても自分がやりたいことはいまいち見えてこない、でも今の仕事を続ける気がないことはわかってきた。今の仕事(カスタマーサービス)は自分が得意な分野かもしれない、でも好きではない。ストレスが強く、自分の特性が最大限活かされてはいない。苦手だけど得意だからそこそこ頑張れている感じ。自分の得意なことが活かされるように働き方を工夫するようになった。十分ではないけれど、それなりの成長はあったような気がする。

 

2020年12月

 

自己理解プログラム3か月目。プログラム自体は年末年始を除いて100日だから、もうすぐ終わりに近づいている。自分の性格や価値観について、他の人と話すことで客観的な視点が持てるようになってきたのが収穫だった。今の仕事については辞めることばかり考えている。思い切ってスパッと辞められたら気持ちいいいだろうなと妄想しながら、収入がなくなることや就活の面接で落とされる自分を想像すると不安になり、その両方を行ったり来たりする日々が続いた。

 

2020年1月

 

自己理解プログラムが終盤に差し掛かるが、具体的な行動案が固まらない。なんとなく自分の興味や方向性は全て「心・精神性」であることは納得がいったけれど、それがやりたいことかと聞かれると違和感がある。八木さんによると今の状態で問題ないし、そのうち具体的なやりたいことは見えてくるはずだから、とにかく目の前の課題に注目すること、あとは行動するときに必要な資金を蓄えておくようにアドバイスされた。正直払った金額に対する価値は実感できなかったが、他にできることもなかったので納得するしかなかった。それにこの時には今までの悩みが3か月で解決するはずもないと思っていた。でも今までとは違う形で自己理解を深められたことは確かだった。

 

2021年2月

 

今後何をどう変えていったらいいかわからず会社のEAPサービスを使って公認心理士の方とカウンセリングをした。悩みの内容としては「今の仕事を続けていける自信もなく、転職するか悩んでいる。そして虚しさが強い」という感じ。正直対応してくれた公認心理士の人は親切な雰囲気だったか役に立つ感じが全くしなかった。転職に関する具体的なアドバイスをしたり、余暇の充実を図りましょうと言われた。キャリコンならともなく、心理カウンセラーにそんなアドバイスされたら話がそこで終わってしまう。

 

あとは将来のお金に関する不安があったのでファイナンシャルプランナーにも相談した。嫌々仕事するのはお金のためだけど、一体いくらあれば老後が安泰なのか、どう貯蓄すればいいのかを相談したかった。こちらは結局保険のセールスになってしまい、相談したことを後悔した。

 

映画 ミッドナイト・スワン(感想)

ミッドナイト・スワンを観て

 

あらすじ:新宿のニューハーフショークラブのステージに立っては金を稼ぐトランスジェンダーの凪沙(草なぎ剛さん)は、養育費を当て込んで育児放棄されたいとこの一果を預かる。セクシャルマイノリティーとして生きてきた凪沙は、社会の片隅に追いやられる毎日を送ってきた一果と接するうちに、今まで抱いたことのない感情が生まれて、二人の距離が徐々に近づいていく。

 

昨日テレビCMでこの映画がやっていて、瞬間的にこれは絶対に観たいと思った。予告編に移った草なぎさんの姿から只者ではない雰囲気というか、漏れ伝わってくるものがあった。ストーリーもわからないけれどとにかくこれは絶対観たい、草なぎさんの姿を拝みたいと思ってわざわざ有給使って久々に映画館へ(週末だと混んでしまうので)。

 

個人的に怪演とか熱演とかが好きで、たまに予告編の演技を観て目当ての俳優さん女優さんのために映画を観たりするけど、大体がストーリーがつまらないことが多い。演技は素晴らしいけれど設定やストーリーに無理があってがっかりすることが多い。でも今回は凄まじいものを観た。「面白い」とか「感動する」とかを超えて、おそらく監督と役者の魂の結晶だった。凪沙と一果の持つ苦しみや悲しみや不安が自分の心の中にある何かに共鳴して激しく震えた。そしてこれは多くの人が同じように感じていると観ながらに思った。それくらい、この映画の登場人物たちの姿は観る人の普遍的な感情に訴えかけてきた。そして、話を盛り上げるだけの余計なまたは過度な演出がないことも、観る側の異様な感情移入を高めたんだと思う。そんな演出がいらないくらい共鳴するものが大きくて激しかった。草なぎさんとても天才で才能ある方だと思ったし、演技がどうこう以前に、ここまで痛々しい姿や表情をさらけ出せることに驚いた。なんというか、草なぎさんは選ばれた人なんだなと思った。彼が演じる凪沙という人物を通して、人の心を震わせるほどの愛情や、優しさ、執着、苦しみなんかが伝わってしまうことが悲しくも感じた。それくらいこの人は心の中に抱えているものが大きいのではないかと観るものに思わせる何かがあった。本当に草なぎさんが凪沙に代わって彼女の人生を皆に伝えてくれたんだと思う。

PDCA(今までの振り返り)2020年10月14日

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P 目標・目的・計画は?
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【今月の目標】
1. 自分のやりたいことを見つける
2. 人生で大切にしていること(価値観)を明確にする
3. 自分の進捗状況を理解する
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D そのために今月何をしたか?
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・自己理解プログラムに2020年10月6日から参加。
・プログラムに参加し、どのような成果を得たいか先にイメージする
・ミニマルライフコストの計算 > ミニマルコストは15万円。興味のある仕事でこの収入を目指す。
・モチベーショングラフの作成 > モチベーションを左右する要因は「安心感、新しい視点・考え方、何のためにやっているか納得している状態で努力」
・食費から無駄をなくすためレシートを保管
・アドバイザーと個別のコンサルティング(25分)> 抽出された価値観は「余裕 / 自信 / 自己肯定」
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C 良かった点・もっと良くできる点は?
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【もっと良くできる点・反省点】
PDCAの振り返りを毎日、週1、月1で作成し、見直す
・ワークに取り掛かるまでの時間が長い、やる気が起きないことが多い
・進捗状況を自分でもっと理解する、何を学んだかを書き出す
【良かった点・前進した点】
・理想は、ぼんやりとした不安感を無くし、自分の目標ややりたいことを明確にして邁進する。これを定期的に見返して方向性を見失わないようにする。
・朝の時間の使い方が改善されてきた。朝に作業すると集中できる。
・睡眠が割と安定している
・仕事で体力を使いすぎない
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A 今後の行動計画は?
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・自分の行動原理をより深く探り、価値観、モチベーションについて仮定を立てる
・価値観を探るためのワークを繰り返す
・朝の作業時間を増やす

今までの振り返り(アウトプット)

2020年3月 

リモートワーク開始。休みの日はまだ外出していた。

 

4月

緊急事態宣言により完全に引きこもる。仕事も始まる10分前に起きたりして、自堕落だけど健康的な生活を送ってた。昼休みには外でバドミントンをしたり、仕事後に自宅で筋トレをしたり。また時間を有効に使いたくて漢字ドリルを買った。

 

5月

もう少し成長するために仕事面でもいろいろ考える。というか時間が余っているのでいろいろ考えるようになる。モチベーションを上げる動画などをよく見るようになった。6月で30歳になることもあり、変化を求めて少し焦る。

ゴールデンウイークを機に早起きを始める。朝6時に起きて家族と一緒に犬の散歩へ。とにかく起きて、眠かったら後で2度寝する生活に。なんとなくの充実感。

読書も始めた。必ず1日1ページは読むと決める。とにかく読書の習慣をつけるため。夏目漱石の「心」や「嫌われる勇気」など、本棚にあってずっと読まずにいたものを読む。

早起きの習慣は続けていたけれど、起きても頭がぼんやりして読書に集中できない。結局テレビを観て二度寝をしたりするが、早起きの爽快感は続いた。

 

6月

ジムが開いて筋トレを再開。週に4回ほど通う。食事制限も始める。

仕事は暇のため、勉強やプロジェクトの準備などを行う。

生活の質を上げるために、運動器具、化粧品類、食品、睡眠補助、オーディオブック、座椅子などをAmazonで大量に購入。

なんとなく今後の方向性に悩んでいた。散々悩んで社内で昇進の試験を受けるがあっさりと落ちて肩透かしを食らう。

 

7月

同じようにジム通い。腹筋を割るためにどうすればいいかなど、食事・運動についての興味がほとんど。

外出はほとんどなし。読書の習慣も1ページだからとりあえず続いていた。仕事もそこまで忙しくない。ただ仕事がつまらなく、どうすればやる気になるかを考える。

 

8月

何か新しい事をやりたくてインスタグラムを始める。フォロワーが増えるよう試行錯誤する。なんとなくゲーム感覚で始めたけれど、気になってチェックせずにはいられなくなる。同時にYoutubeにも憧れ始める。とりあえず料理するところを撮影して、短く編集したものをインスタに上げるだけ。これが収入に繋がるのではないかという幻想を持つ。給料が増えれば単純に幸せになれると思っていた。

朝はいつも朝食をしっかり時間をかけて食べていたけれど、急にそれが無駄に思えたきたため、朝食をプロテインだけにする。時間が大幅に節約できた。

 

9月

今後どういう風に生きていくかを割と真剣に考え、悩み始める。

Youtube八木仁平さんのチャンネルを見つけ、自己理解に興味を持つ。給料を上げるだけで、自分が幸せになるわけではないとわかった。いろいろなワークをして、自分の価値観、特性、好きなことを知ろうとする。けれどすぐに自分の今後の方向性が見つかるわけではなく、空しくなる。仕事もなんのためにやっているのかわからなくなり、すごくつまらなく感じる。

・その他哲学、心理学系の本をたくさん買って読み始める。泉谷閑示さんの「仕事なんか生きがいにするな」に感銘を受ける

・自分に向き合おうとして、かえって虚無感に襲われる。自分の中に何もないように感じてしまい、暗い気持ちになる

・今までしていたトレーニングや運動に興味が持てなくなる。今後の人生を真剣に考えなければいけない気持ちが強くなり、明確な答えが欲しくて焦る。運動が意味ないように感じてしまう。

・暗い気持ちが続くため、精神科を受診するがすぐに意味ないと気づく。先生が老人すぎて話があまり通じなかった。代わりにカウンセリングに行く。とりあえず通ってみることにする。

・精神衛生のためにある程度の運動は大事だと思うので、パーソナルトレーニングを探す。

 

まとめ

コロナの影響で自分についてたくさん考える時間ができた。でも結局時間があっても能動的に考えるかというとそうでもない。暇な時間があると、どう暇潰しをするか考える。何もない時間を過ごすということは恐怖だから。結局動画を観たり、スマホでゲームをして過ごしてしまうことも多かった。でもコロナのすごいところはそれでもなお時間が余る。普段だったら忙殺されてしまう時間がたくさんあるから、暇である自分についても悩む。

こうしてやりすごしている時間の連続が自分の人生なんだと気づく。じゃあ何のためにお金を稼いで、今後この時間を何のために使うんだろうと疑問に思う。まったく答えは出ていないけれど、少なくとも今の時点でこの疑問が持てただけでも良かった。

暇つぶしではなく、本当に自分がやりたいことをやらないと10年後に取り返しのつかない後悔があるのではないかとぞっとする。